file240  パラノーマル・アクティビティ

1万5千ドルの低予算で7日間撮影して興行収入が1億ドルを超えるというコストパフォーマンスの高い映画として日本に上陸したこの映画。アメリカ本国では2009年に、日本では2010年に公開された。撮影手法はいわゆるフェイクドキュメンタリー(モキュメンタリー)なのであの『ブレアウィッチプロジェクト』を思い出した人も多いだろう。鼻水タラタラで『怖くて目が開けられない』でおなじみのあの映画と基本的には全く同じ手法である。ただ、宣伝方法の秀逸さで瞬く間に大ヒットした。
中身はというと、正直目も当てられない内容だった。途中で笑いが起こったのが唯一の救いだった。終わった後、新宿の映画館内が一瞬静まり返ったあとで苦笑。その一体感は昔ながらの『映画体験』だった気がした。この作品がダメだと思う人々に囲まれて、日本で生まれたことを嬉しく思った。アメリカ人はこれがドキュメンタリーだと思って観ていたのかな?
帰りのエレベーターで同乗したカップルが
『ねえ、あのあとどうなったんだろうね』
『ていうかあのテープ見つかったのが凄いね』って会話をしていた。
そういえばこの国は、ドラマ「東京ラブストーリー」の有森也実に対して本気で抗議した女子が多数いる国だったんだっけ。
政治だって大手新聞社や記者クラブによって情報操作されているような国だからこの程度の作品で騒いでいる人が大勢いるのはある意味幸せかもしれない。
ただ、DVDやテレビで観たらそれこそ時間の無駄なので、なんでも受け入れる勇気ある戦士は映画館へ足を運んだほうがいいです。。。。


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